板長のこだわり見えない所でコツコツと…
今日は黙々と調理台に向かって何かを一生懸命やっている板長がいたのでちょっとその作業を覗いてみました。 冷し鉢の炊き合わせに使う南瓜の木の葉飾り切りを一つ一つ仕込んでいました。ふつう型抜き等でやるのが普通ですよね。。。 HPの中でも当館のお料理は手間隙かけて作っていますと謳っていますが、料理と真摯に向き合うその哲学は、小さい頃からよく見ていた私の父の姿と重なり、なんだか嬉しくなりニヤニヤして作業を覗いてしまいました。自分の努力を惜しまず少しでもおいしく食べてもらいと言う心のこもった思いこそが本物の料理人なんだと、自分の夫ながらとても誇りに思う出来事でした。私の父も、私が小さい時は遅くまでコツコツと静かな調理場で作業をしていた後ろ姿だけが心に残っています。その時は、かまってもらえず寂しい思いもしましたが、母になり子供たちにもしっかりとその後姿を見て育ってほしいいなと、思うこの頃でした。 竜王苑はもちろん女の子の楽しいご宴会が目的で来られるお客様がほとんどですが、 それプラスなにか、お客様の印象に残る爪痕を残せないかと日々の小さな努力を積み重ねておりま